遊んで気づく愛犬のサイン

遊んで気づく愛犬のサイン

1、目に異常を感じたら

1)目に下記のような症状が出た場合  緊急度 ★★☆ 
・目が白く濁っている
・目が充血している
・目に黒いシミがある
・涙が多い
・目やにが多い

目の病気の可能性がありますのでなるべく早く病院へ行きましょう。

2)目に下記のような症状が出た場合  緊急度 ★★★ 
・目が上を向く
・眠そうにしている
・眩しそうにしている
・頻繁に目をつぶる

目の病気の可能性が高いのですぐ病院へ行きましょう。
愛犬と遊ぶ時は、いつも以上に顔をしっかり見ることができます。愛犬の不調は目からでも気づくことができます。遊んでる時も気にして見てみましょう。
目の異変で気づきにくい症状が、目にシミがついてることです。目の一番表面についたシミなどはなかなか気づくことができません。発見するためには、なるべく明るいところで観察するようにしましょう。

また、涙が多いのと目やにが多いなどははよくある症状です。目の病気は異変に気付くのが難しいケースが多いです。厄介なことに自然に治ったという例もほとんどなく早期発見が大事になります。目の症状を発見した早い段階で病院へ連れて行きましょう。

2、口、鼻に異常を感じたら

1)いつもと食事の様子が違う場合  緊急度 ★☆☆ 
いつもと食事の仕方に変化があった場合、一時的なものであれば自宅で様子を見ましょう。

2)口、鼻に下記のような症状が出た場合  緊急度 ★★☆ 
・歯茎が赤く腫れている
・歯茎から血や膿が出ている
・鼻水が片方の鼻から出ている
・片方の目から涙が出ている
・食べにくそうに食事をする
・歯がすり減り、神経が見えている

口、鼻の病気の可能性がありますのでなるべく早く病院へ行きましょう。

3)口、鼻に下記のような症状が出た場合  緊急度 ★★★ 
・目の下が腫れて膿が出ている。
・歯がグラグラして抜ける。

口、鼻の病気の可能性が高いので、すぐ病院へ行きましょう。
目と同様、愛犬の口の病気は気づきにくいものです。症状が口とは全く関係のないところに現れることがあるからです。
例えば、鼻水が片方の鼻から出る、片方の目から涙が出る、目の下が腫れて膿が出るといった症状は、口の中の病気にかかっわています。
また、口の中を覗くと歯がすり減っていて神経が見えてしまっていることもあります。こうした歯の擦り減りは自然に治るものではありません。気づいたらなるべく早く病院へ行きましょう。

3、愛犬の問題行動。頻繁に吠える、噛み付く、舐める

1)愛犬が下記のような行動を起こした場合  緊急度 ★★☆ 
・昼夜かまわず吠え続ける。
・自分の足をずっと舐めている。
・自分で自分の体を傷つける
・急に攻撃的になるなど、行動や態度に変化がある。
・自分で尻尾を追い回す。
・空中に向かって噛み付く行動を繰り返す。
・自分のおかなをチューチュー吸う。

問題行動は放置しておくとエスカレートすることも十分にあり得るので、なるべく早く専門家に相談することが大切です。よく訓練士に連れて行こうと考える方が多いですが身体的な問題が原因になってるケースは獣医師でなければ診断することも対処することもできませんので、お近くの動物病院に相談してみましょう。

まずは「吠える」「嚙る」は犬にとっては正常な行動ということを認識して下さい。吠えるな、嚙るな、と言っても犬にしてみれば当たり前の行動なので叱られてばかりだと不安になります。
この不安が、問題行動につながることがあることを飼い主は理解してあげるようにしましょう。
犬の不安を取り除くには、犬にわかりやすい対応をすることです。叱ったりするのも大事ですが、一貫性がある対応が求められています。

4、頭の動かし方がおかしい

1)一時的に頭の動かし方が変だった場合  緊急度 ★☆☆ 
一時的に頭や首の動かし方が変だったが、翌日は元に戻り元気な場合は自宅で様子を見ましょう。

2)常に頭の動かし方が変な場合  緊急度 ★★☆ 
数日間も頭や首の動かし方が変な場合は何らかの病気の可能性がありますので、なるべく早く病院へ連れて行きましょう。

3)いつもと様子がおかしい場合  緊急度 ★★★ 
ショック状態になっている、ぐったりしている場合、病気の可能性が高いのですぐ病院へ行きましょう。
一緒に遊んでいて、愛犬が首を動かすのをためらったり頭の動かし方がおかしいと思った場合は注意が必要です。それらの症状は首に何らかの異常があることが考えれます。
実は椎間板ヘルニアの可能性もある症状なのです。早いうちに病院へ連れて行き治療するのが望ましい症状です。

 

5、咳が止まらない、よく咳をする

1)一時的に咳をした場合  緊急度 ★☆☆ 
一時的に咳をしたがその後止まった場合、元気であれば自宅で様子を見ましょう。

2)咳が止まらない場合  緊急度 ★★★ 
咳が出て止まらない、連続して咳をする、咳が止まらず白い泡を吐く場合は、何らかの病気の可能性がありますので、なるべく早く病院へ行きましょう。

3)咳が止まらず別の症状もです場合。  緊急度 ★★★ 
吠えながら咳き込む、咳が続き呼吸困難になる、ちょっと運動しただけで咳が出る場合、病気の可能性が高いのですぐ病院へ行きましょう。
人間は風邪を引くと咳をしますが、犬も同様咳をします。
1、2回軽く咳をする程度なら心配いりませんが、決して咳を侮ってはいけません。
というのも、咳が止まらない時は要注意だからです。犬の場合、肝臓や心臓の病気が原因になってる場合があるからです。肺水腫と言って呼吸不全から死に至る病気もあります。連続して咳が出る場合は、早いうちにお近くの動物病院に連れてって下さい。