h4 class=”style4b”>食事中の愛犬のサイン
1、口が臭い
1)下記の症状の場合はなるべく早く病院へ行きましょう。 緊急度 ★★☆
・口臭がする。
・口の中から出血してる。
・食事の時顔を傾けて食べる。
・柔らかいものしか食べない。
・食事をこぼす
・口の周りを触られるのを嫌がる。
口の病気は飼い主が犬の口の中を覗かない限り、見つけることは難しいです。
病気に気づかれず放置されてしまうこともあります。だからこそ食事の時に注意して観察してみて下さい。
口臭だけでは、飼い主さんも愛犬が病気にかかったと思われないかもしれません。ただ、ほっておいても治るものでもありません。まずは獣医師にし相談してみて、状況に応じて病院に連れてって下さい。
また、獣医師の場合、内科、外科、歯科といった区別はありません。口の中を専門・得意としてる先生もいます。一番いい方法は、かかりつけの獣医師に「口腔内治療を専門」としている獣医師を紹介してもらうのがいいですね。。設備や器具が整っているかで見極めましょう。
2、歯が黄色や茶色に変色している
1)歯の色が変わってきた場合 緊急度 ★☆☆
歯垢や歯石がついています。歯磨きを初めて自宅で様子を見ましょう。
歯周病の原因になりますので注意して下さい。
2)歯に異常を感じた場合 緊急度 ★★☆
歯肉が腫れている、歯と歯茎の間に膿が溜まっている場合、歯の病気の可能性があります。なるべく早く病院へ行きましょう。
歯の表面が黄色や茶色のなるのは、歯に歯垢や歯石が付着しているからです。この歯垢中の最近が歯周病の原因となります。歯周病の治療は軽いうちであれば、ほとんどの病院で治すことができます。気になったらお近くの動物病院に相談しましょう。
ただ、歯周病にならないために予防をするのがいいですね。
まずは口の周りを触っても嫌がらなくなる訓練をしてから歯磨きを始めましょう。慣れてきたら指に濡れたガーゼを巻いて、歯を優しく擦ってあげましょう。ガーゼに慣れてきたら幼児用の歯ブラシで毛が柔らかいものを使って下さい。無理やりやらなくてもいいので愛犬と一緒に楽しく歯磨きを習慣にしましょう。
3、よだれの量が多い
1)よだれ異常を感じた場合 緊急度 ★★☆
よだれの量が多い、よだれに血が混ざってる、唾液が鼻から出る場合は、何らかの病気の可能性があります。なるべく早く病院へ行きましょう。
口の中の病気に気づく症状は口臭とよだれの異常があります。よだれの量が多くなった時は口の病気にかかっている可能性があります。特によだれに血液が混ざっているような場合は、口の中の疾患にかかっている可能性が高いです。
口の中の病気は命に関わる危険性はさほど高くはありません。ただ放置していて大丈夫と言うわけでもありません。まずは飼い主さんと愛犬でできる歯磨きなどのホームケア予防から始めてみましょう。万が一異常があった場合は、早めに近くの動物病院へ行きましょう。
4、吐く
1)一時的に吐いた場合 緊急度 ★☆☆
吐いたけど、その後食欲もあり元気な場合は自宅で様子を見ましょう。
2)何度か吐く、吐いた物に異常を感じた場合 緊急度 ★★☆
何度か吐いている、嘔吐物に血が混じっている、黄色い、などの異常があった場合、何らかの病気の可能性があります。なるべく早く病院へ行きましょう。
3)繰り返し吐くいたり、別の症状も出てきた場合 緊急度 ★★★
繰り返し吐き続ける、発熱している、痙攣を起こしている、下痢を伴って吐くなどの症状が重なった場合、病気の可能性が高いです。すぐ病院へ行きましょう。
愛犬の不調や異常を伝える症状は、本書で紹介しているようにたくさんあります。その中でも、最も病気の可能性が高く、飼い主を不安にさせるのが「吐く」という症状です。
愛犬が吐いた場合、冷静に吐いた後の愛犬の状況を確認しましょう。また嘔吐が続いたり、痙攣などの症状が出た場合は、嘔吐物を観察し獣医師に伝えられるようにして下さい。可能であれば愛犬の嘔吐物を獣医師にみてもらうのがベストです。
また、吐いた時注意しなければならないのが、吐いたものが器官や肺に入るのを防いで下さい。犬を横に寝かせて口の中のものを取り除いてあげましょう。