フェレットのカラーバリエーション
手術を施していないフェレットの色の種類はさまざまですが、いわゆるスーパーフェレット(肛門腺の切除、去勢、避妊の手術を施したフェレット)の場合は、5色のバリエーションがあります。
セーブル
こげ茶色のフェレットでペットショップでよく見かける色です。
バタースコッチ
薄い茶色のフェレット
アルビノ
真っ白のフェレット。目が赤く突然変異で生まれた色です。
シルバーミット
灰色のフェレット。黒い鼻に愛嬌があります。フェレットの中では人気の色です。
ホワイトテッド・ブラックアイ
白いところはアルビノと一緒ですが、黒目です。高級種で数百万円の値段がつくともあります
Hフェレットの体
成長した大人のフェレットは、
・オスで、体長40cm、体重1.5kg〜2.5kg
・メスで、体長35cm、体重0.75kg〜1.5kg
が平均です。
生後約9ヶ月で大人になり、平均寿命は健康に過ごしたフェレットで約8年〜10年と言われています。
フェレットは何かに驚いたり、興奮したりすると、肛門のわきにある肛門腺から分泌液を出します。スカンクやイタチのおならと同じようなもので、かなりのにおいがします。
この分泌液は求愛や警戒のサインですから、いつも出しているというものでもありません。
ペットとして飼うときは、周りのことも考えて肛門腺を取り除くことが多いようです。必ずしもしなければいけない手術ではないことを覚えておきましょう。
発情したフェレットのメスは繁殖させない限り、ホルモンを分泌し続けてしまいます。このホルモンが造作作用を抑制して、メスの生命を危険にさらします。ホルモンが赤血球や白血球を作りにくくしてしまい、体の抵抗力がつかず、病気に感染しやすくなってしまいます。肛門戦の除去と違い、メスの避妊手術は、繁殖させない目的とフェレットの命を守るために必要です。
フェレットのケア
爪はこまめに切りましょう
フェレットは猫のように爪を研ぐことはありませんが、爪は伸びます。伸びてきたら猫用の爪切りで切ってあげて下さい。かなり鋭いので引っ掻かれると傷がつきますので注意して下さい。
歯は削ったらダメ!
フェレットの歯は、表面のすぐ下に神経と髄があります。歯を削るとこれらも一緒に削れてしまいます。もしそこにばい菌が入ってしまうと歯の根が腐り、あごが割れてしまいますので、絶対に歯は削らないで下さい。
月に2回は耳掃除をしましょう
耳の中はいつも清潔にしてあげましょう。ダニがついてしまうと、数ヶ月治療に時間がかかってしまいます。月に2回は、耳掃除をしてあげて下さい。ペット用のローションを綿棒につけて、汚れを取り除く方法が良いでしょう。
シャンプーはしたほうがいいの?
におうからといって頻繁に入浴・シャンプーをするのは帰って逆効果です。むしろ皮膚をコートしている油のような物質が取り除かれてしまい、皮膚も毛もパサパサになってしまう恐れがあります。
入浴は外で遊んで汚れたときや、ひどく臭ってきたときなどにしましょう。目安としては週に1回くらいにしましょう。
また、シャンプーは専用のもので、リンスもしてあげるのがいいでしょう。入浴後はタオルで包んであげてしっかり水気を取ってあげましょう。水温は35度くらいのぬるま湯を小さなバケツなどに入れてあげましょう。
ブラッシング
フェレットは春と秋に毛が生え変わります。この時期は軽くブラッシングをして毛をすいてあげて下さい。
また、子供のフェレットが大人に成長するとき、毛色が変わることがあります。乳歯が永久歯に抜け変わるようなものですので、病気ではないので安心して下さい。
少しはフェレットの魅力が伝わったでしょうか?まだまだたくさんの魅力を秘めているフェレット。またの機会にご紹介したいと思います。