ペットと言えばワンちゃんや猫ちゃんが主流ですが、居住環境や様々な事情によっては飼育が難しい場合もありますね。
それでも動物と暮らしたい、癒しが欲しい!!という方に、今回はエキゾチックアニマルをご紹介します。
エキゾチックアニマルとは??
エキゾチックアニマルというと爬虫類を思い浮かべる方が多いようですが、犬・猫を含め、家畜以外の動物を総じてエキゾチックアニマルと呼び、
外来・在来種問わず、ペット化されていない野生動物全般を指しています。
ペットとしての歴史が浅いため、犬や猫と違って野性味が強いのが魅力の一つです。
人気の仲間たち
エキゾチックアニマルの代表的な5種類です。
・フェレット(マーシャルフェレット、アンゴラフェレットなど)
・ハリネズミ(ヨツユビハリネズミなど)
・フクロウ(コキンメフクロウ、アカスズメフクロウなど)
・ウサギ(アンゴラウサギ、ネザーランド・ドワーフ、チンチラなど)
・カメレオン(コノハカメレオン、エボシカメレオンなど)
動物によっては犬や猫と比べて匂いが気にならない、鳴き声が小さいなどの飼いやすさがある反面、寿命が短い、エキゾチックアニマルを診察できる動物病院が少ないなどの心配もあります。
かわいそうな結果を招くことがないよう十分な準備と覚悟が必要です。
番外編
番外編としてスナネズミを紹介したいと思います。
スナネズミの知名度を一気に高めたのは1990年前後に発売された「動物のお医者さん」というマンガです。
北海道札幌市にある北海道大学獣医学部を舞台に、人間と動物たちが繰り広げるコメディタッチの内容で、2003年にはテレビドラマ化されました。
その名脇役として登場したのがスナネズミなのです。
サイズはハムスターよりやや大きめですが手のひらに乗る大きさで、比較的慣れやすい性格の持ち主です。
とても活発で、回し車で遊んだりパイプの中を走り回ったりといつも元気な様子をみせてくれます。
他のネズミとは違い、尻尾まで生えそろった毛と少したれ気味のクリっとした目が愛らしく、見ているだけで温かい気持ちにさせてくれる存在です。
ただし活発ゆえにちらかし屋さんでもあるので、ハムスターより手がかかるように思えますが、それもまた愛嬌のひとつと言えるでしょう。
このように、ワンちゃん猫ちゃん以外にも一緒にくらせる可愛い動物がたくさんいますので、ライフスタイルにあわせて選んでみてはいかがでしょうか。
ただし、どんなに小さくても大切な命です。最期の時まで大事に守ってあげられるように、準備と覚悟をしっかり整えてから迎え入れてあげてください。