お手入れ中に気づく愛犬のサイン

お手入れ中に気づく愛犬のサイン

1、体が臭い

1)シャンプー/ブラッシングでケアをし、異臭がなくなる場合  緊急度 ★☆☆ 
臭いがあり、シャンプーとブラッシングをしたら臭いがなくなることもあります。
その場合は病院へすぐに駆け込む必要はありませんので、自宅で様子を見ましょう。

2)シャンプー/ブラッシングでケアをし、異臭がなくならない場合  緊急度 ★★☆ 
シャンプーやブラッシングをしてるのに異臭がなくならない場合や、体の一部から臭いを発している場合はなるべく早く病院へいきましょう。
愛犬のお手入れ、ブラッシングやシャンプーは定期的にしていますか?不潔なままにしておくと、全身から体臭が出てきます。シャンプーは皮膚病になった時だけでなく定期的にしてあげましょう。

お手入れポイント

・シャンプーやブラッシングは7日から10日に一度くらいの割合に行うのが理想的です。
・シャンプーやブラッシングなどのお手入れを定期的にしているのに匂うようであれば病気の可能性があります。
・体の一部から臭いを発している場合は、病気の可能性があります。どこから発しているか確認しましょう。

2、フケが多い、毛が抜ける

1)お手入れ後フケや抜け毛が収まった場合  緊急度 ★☆☆ 
フケや抜け毛が出てきたけど、シャンプーやブラッシングをしたらフケや抜け毛がなくなった場合は自宅で様子を見ましょう。

2)お手入れしてるのにフケや抜け毛が多い場合  緊急度 ★★☆ 
シャンプーやブラッシングのお手入れを定期的にしているのにフケや抜け毛が多い場合、また頻繁に体をかいたり体を舐めている場合は病気の可能性がありますのでなるべく早く病院へ連れていきましょう。

想定される病気

ツメダニ感染症 / 脂漏症

お手入れポイント

・シャンプーやブラッシングは7日から10日に一度くらいの割合に行うのが理想的です。
・シャンプーやブラッシングなどのお手入れを定期的にしているのにフケが多かったり、毛が多く抜けるようなら病気の可能性があります。

3、肌に異常がある

1)一時的に肌の腫れあった場合  緊急度 ★☆☆ 
一時的に肌の腫れがあり翌日腫れが引いた場合、自宅で様子を見ましょう。

2)肌の腫れや皮膚に赤みが続いている場合  緊急度 ★★☆ 
愛犬のお手入れをしていると、肌の腫れやしこり、皮膚の赤みがあることに気づく時があります。症状が二日以上続く時は炎症と腫瘍の可能性があります。炎症なのか腫瘍なのかは検査をしなければわかりませんので、もし愛犬の肌の腫れを発見した時は、お近くの動物病院に相談しましょう。

想定される病気

皮膚炎 / 突発性血小板減少症 / 悪性黒色種

4、体をかく、痒がる

1)一時的に体をかいていた場合  緊急度 ★☆☆ 
一時的にかいていて、その後かゆみが引いて元気な場合は自宅で様子を見ましょう。

2)頻繁に体をかいている場合  緊急度 ★★☆ 
人間と同じように、犬もたまにかくだけであれば問題ありません。頻繁にかいたり同じ場所を何度もかくような場合、なにかしらの病気の可能性があります。なるべく早く病院へ行きましょう。
痒みを防ぐには、清潔にすることが大事です。7日~10日の頻度でシャンプーをしてあげて下さい。シャンプー後は、なるべくドライヤーなどは使わず、しっかりタオルで水分を拭き取り自然乾燥が理想的です。

想定される病気

アトピー性皮膚炎 / マダニ感染症 / ツメダニ感染症 ニキビダニ・毛包虫症
かいせん・ヒゼンダニ / ノミ感染症 / 脂漏症