札幌の冬~愛猫と快適に過ごす方法~

年が明けて早いものでもうすぐ2月。札幌は一番寒い季節を迎えますね。
人間もなかなか布団から出られなくなる時期ですが、皆さんの愛猫ちゃんはどう過ごしていますか?
寒がりな猫ちゃんが快適に過ごせるように寒さ対策について考えてみましょう。

猫は寒さに弱い??

「猫はこたつで丸くなる」と童謡にもあるように一般的に猫は寒さに弱いという印象がありますが実際はどうでしょうか。
猫の先祖を遡ると北アフリカの砂漠出身である「リビア猫」が起源と言われています。
そう考えると寒さには弱くて当然と思いがちですが、ワンちゃんと同様に猫ちゃんにも個体差があるようです。
体の弱い子猫や中高齢の猫ちゃんはもちろん、痩せ気味で体力がない子は寒さに弱いので十分に気をつけてあげる必要があります。
それに比べて体力があり活動量が多い猫ちゃんは比較的寒さに強いようです。
またワンちゃんと同じく、長毛種・短毛種によっても変わってきます。

適温はどれくらい??

快適に過ごせる適温は室温18~26°、湿度50~70%くらいと言われていますが、
猫ちゃんの体力や好みによっても変わってきます。
エアコンなどで室温を上げると空気が乾燥しやすいので、加湿器や洗濯物を部屋干しするなど湿度にも注意が必要です。愛猫をよ~く観察して、体調にあわせて環境を整えてあげましょう。

~猫ちゃんの寒がりサイン~
・丸くなる
 猫ちゃんが体を丸めるのは熱を外に逃がさないようにしている動作です
・毛を逆立てる
 毛を逆立てて体を膨らませることで空気の層を作り、体温を保とうとしている仕草です。
・ほかの猫や人間にくっつく
 人間のおしくらまんじゅうと同じで、互いにくっつくことで暖をとる行動です。

快適な環境づくり

日中は陽あたりの良い窓際にベッドを置いて日光浴をさせてあげてください。
日光浴は体温を維持するだけでなく、リラックス効果やコンディションの調整にとても効果的と言われています。
ただし、日が落ちてくると窓際や壁際は寒くなりますのでベッドを移動してあげてください。
また直接床に置いてしまうと、下からの冷気で冷えてしまいますので、毛布を敷いてあげたり、ペット用のホットカーペットを利用するのもよいでしょう。

気をつけたいこと

暖かい部屋でゴロゴロしている猫ちゃんは夏場に比べて運動量が減るため体重の増加に繋がってしまいます。
水分の摂取量が少なくなりトイレの回数が減ることで、泌尿器系の病気にかかりやすくなります。
いつでも新鮮な水が飲めるように準備しておくのはもちろん、普段のフードにスープをプラスしてあげるなど、猫ちゃんの様子に合わせて工夫してあげください。
飼い主さんも外に出るのが億劫になるこの季節は、猫ちゃんといっぱい遊んで運動不足を解消してあげてくださいね。

最後に

外で暮らす猫ちゃんには過酷な季節です。暖をとるために車のボンネットに入り込み、運転手が気づかずにエンジンをかけてしまうことが多発しています。
小さな命を守るために、車に乗るときはどうか一度ボンネットをノックして、猫ちゃんがいないか確かめてあげてください。

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