下痢・便秘

下痢・便秘

健康な便はどんなの?

・ティッシュペーパーでつかめるほどの固さがある
・においを発するが、毎回同じにおいがする
・色は茶色(黒いと異常)
・食事のたびに排便があり、与える量が一定なら量も一定

下痢をしている

下痢をしている場合でも、元気があれば1日様子をみてください。
それでも下痢が続く場合は動物病院へ連れて行ってあげましょう。

ただし、血が混じる「血便」、水のような「水様便」、
便に白い粘液が付着している「粘液便」の場合、緊急を要するため、すぐに病院へ!

下痢が続く場合、ほおっておいてはいけません。どんな病気が考えられる?

水様便や血便、粘液便が出る場合、
・ジステンパー
・パルボウイルス感染症
・コロナウイルス性腸炎
・中毒
・寄生虫または細菌感染(発熱・嘔吐があることも)

など、命に係わる可能性もありますので、すぐに動物病院へ連れて行ってあげてください。

便秘をしている

丸一日以上排便がない場合、まずは1日様子を見てから診断を受けるようにしましょう。
間違っても勝手に便秘薬などを飲ませてはいけません。

便秘が続く場合、少し様子見を。どんな病気が考えられる?

便秘が数日続き、加えて元気がない様子で、
お腹に触れると痛がり身体を丸めるような体勢をとる場合は、生殖器や泌尿器系の病気が考えられます。

・前立腺炎 
・前立腺腫瘍 
・子宮や膣の腫瘍や炎症 
・膀胱結石

子犬だと1日に3回、成犬でも1日は2回ほど便をします。
2日間ほど便が出ていなければ、便秘と言っていいでしょう。
ストレスや食生活で改善できる部分もありますが、様子がおかしければ病院で診てもらうようにしましょう。