歩き方がおかしい

歩き方がおかしい

次のような症状が見られた場合、何らかの病気や異変を抱えている可能性があります。

・足を引きずったり、ふらふら歩く
・階段の上り下りがうまくできない
・小股で歩く
・うまく立ち上がることができない
・ジャンプができない
・足が曲がって見える

どんな病気が考えられる?

歩き方の異常がみられる場合は、骨や関節の異常が多いです。
主に以下のような怪我や病気が考えられます。

膝蓋骨脱臼

片足を引きずって歩いている場合、膝蓋骨脱臼が考えられます。腫れていたり、患部に熱を持っていないか確かめてみましょう。
軽度の脱臼の場合、脱臼した膝蓋骨は自然と元に戻りますが、症状が進行するにつれて手で押し戻しても正常な位置に戻らなくなり、ひどくなると常に脱臼した状態になります。
加齢や肥満などによって将来的に悪化する可能性が高いため、早い時期に手術する方が良いと言われています。

骨折

また、骨折も考えられます。骨折している可能性のある時は、患部を動かしてはいけません。
出血があればガーゼ等で止血をし、すぐに病院へ連れて行ってあげてください。

変形性脊椎症

両足を引きずっている場合は、脊髄・脊椎の病気が考えられます。
老犬の場合、変形性脊椎症であることが多く、前足だけで進もうとします。
また、椎間板ヘルニアでも同じ症状がみられます。