流行り廃りもありますが、やはり不動の人気を誇る犬種は、街を歩けばお散歩してるのをよく見かけますね。
そこで人気犬種別でかかりやすい病気をまとめてみてみました。
ダックスフンド
ダックスフントは皆さんもご存知のように、短足・胴長の愛嬌ある小型犬です。
●スタンダード・ダックスフンド 胸囲35cmを超えるもの(体重5kg以上目安)
●ミニチュア・ダックスフンド 胸囲35cm以下で胸囲30cmを超えるもの(体重5kg以下目安)
●カニンヘン・ダックスフンド 胸囲30cm以下
と胸囲の大きさにより種類が分けられています。
ダックスフンドのかかりやすい病気
▶︎椎間板ヘルニア
背中を触ると嫌がります。後ろ足を引きずったり、ふらついて歩いていたら要注意!
進行すると排尿・排便障害や運動障害、半身麻痺などを引き起こす場合があります。
▶︎白内障
目を覗くと白く濁ったように見えます。視力が低下するのでよく物にぶつかったり、フラフラと歩いたりします。
▶︎甲状腺機能低下症
元気がなくなり、食欲不振に陥りますが、体重は増加します。皮膚が乾燥して脱毛も。
▶︎角膜・結膜炎
目の周りを痒がったり気にしたりします。まぶたの内側(結膜)が赤く腫れてることや
目やにがたくさん出たり、角膜が黒ずんだり、まぶたがくっついたりしてしまうことがあるので早めに変化に気付きましょう。
▶︎糖尿病
水を多く飲むようになり、尿の量が増えます。食欲は旺盛なのに、どんどん体重が減っていくようであれば注意が必要です。
▶︎腎臓病
水をたくさん飲み、尿の量が増えますが、食欲が低下して痩せてきます。
チワワ
体は小さく、まん丸顔でぱっちりした目が特徴の、愛らしく人気が絶えない犬種です。
大変寒さに弱いので、よくブルブル震えている姿が思い浮かびます。
チワワは他犬種と比べても比較的代謝が優れているため、震えることにより体温調節をしているのです。
寒い時期には毛布などを敷くなどして防寒対策を忘れずに!
チワワのかかりやすい病気
▶︎水頭症
足が麻痺したり、運動障害や視力障害が起こります。精神状態にも影響をきたす場合もあります。
▶︎脱臼
膝蓋骨に起こりやすいです。後ろ足を引きずって歩いていたり、痛がったりします。
両方の後ろ足が脱臼すると、O脚またはX脚になってしまいます。
▶︎気管虚脱
乾いた咳や苦しそうな呼吸音を出します。進行するとよだれを垂らして喘ぎ出します。
ゴールデン・レトリバー
光沢ある濃い金色からや白色の毛が特徴です。前足の後ろに飾り毛があり、前胸・下胸・大腿・下腿の後ろ側、尾の下部に羽毛があります。
丈夫で活動的な人気の大型犬!運動は毎日充分おこなってくださいね。
ゴールデン・レトリバーのかかりやすい病気
▶︎皮膚病
体をしきりにかいたり、痒そうなそぶりを見せます。悪化すると皮膚がただれ流、ベタつく、フケが大量に出るなどの様々な症状が出ます。
▶︎股関節形成不全
生後6ヶ月くらいの頃から症状が現れます。歩行時に足を引きずったり、腰を左右に揺らしたり、後ろ足を崩して座るなどすると要注意です。
▶︎白内障
目を覗くと白く濁ったように見えます。視力が低下するのでよく物にぶつかったり、フラフラと歩いたりします。
▶︎甲状腺機能低下症
元気がなくなり、食欲不振に陥りますが、体重は増加します。皮膚が乾燥して脱毛も。
プードル
ダックスフンドと同じく、体格で種類分けがされている犬種です。
●スタンダードプードル 体高45cm~60cm 体重16kg~25kg
●ミディアムプードル 体高35cm~45cm 体重8kg~15kg
●ミニチュアプードル 体高28cm~35cm 体重5kg~8kg
●トイプードル 体高26cm~28cm 体重3kg~4kg
●タイニープードル 体高23cm程 体重2kg~3.5kg
●ティーカッププードル 体高20cm 体重2kg程
プードルのかかりやすい病気
▶︎外耳炎
耳の中に毛が多く生えているので、耳垢がたまりやすい犬種です。
そのため炎症を起こしやすく、耳がただれたり耳をしきりに触っていたら外耳炎の疑いがあります。
▶︎流涙症
涙がたくさん出てきます。多量の涙と目やにのために目の周辺の毛が変色します。
▶︎脂漏症
皮脂がベトベトしたり、多量のフケが出ます。強いかゆみがあるので、体をしきりに引っ掻いたりします。
異常に気づいたらすぐに動物病院へ
人気犬種4種のかかりやすい病気をあげて見ましたが、いかがでしょうか?
愛犬の異常に気づいたら、すぐに病院を探して連れて行ってあげてください。
ワンちゃんは言葉を話せませんし、自ら病院に行けませんので、飼い主さんが気づいてあげれるが大変重要です。
探すときはもちろん、この札幌動物病院検索ナビを是非有効に活用してくださいね!