札幌の飼い主様必見!! ~犬の避妊・去勢手術その①~

飼い主さんにとってペットは大切な家族の一員。
「ワンちゃんの健康や将来を考えると手術は必要かしら?でも手術となると不安もいっぱい・・・」と思い悩む飼い主さんも多いのではないでしょうか。
飼い主さんの心の負担が少しでも軽減できるように、避妊・去勢手術のあれこれを紹介したいと思います。

避妊・去勢手術のメリットは??

健康な体にメスを入れて痛い思いをさせると考えるとどうしても躊躇してしまいますが、実は避妊・去勢手術にはたくさんの効果が期待できると言われています。

①病気を未然に防いで健康寿命を延ばす

♀ホルモンの影響による病気(子宮蓄膿症、乳腺腫瘍等)の発症を抑止する
♂生殖器周辺の病気(前立腺肥大、精巣腫瘍等)の発症を抑止する

メス・オス共に成熟期を迎える前に手術を行うことで、高い確率で未然に防げる病気があります。成熟期は大型犬よりも小型犬の方が早く、個体差にもよりますが6ヶ月前後~8ヶ月が目安です。もちろん、ワンちゃんが成熟した後でも病気予防の効果は望めます。
 

②精神的に安定し問題行動が減る

性ホルモンの分泌がなくなるため、発情によるストレスから解放され精神的な安定が望めます。メスは約半年に1回のヒート(生理)で体調が不安定になる子もいますので、身体的なストレスも解消されますし、ヒートのお世話がなくなりますので飼い主さんの負担も軽減されます。オスはマーキング行動の減少や闘争性が緩和されるなどの変化がみられるようです。ただし、成熟したワンちゃんで日常的にマーキングをしている子の場合は、マーキングの意味合いが縄張り意識というよりは習慣になっているせいで、思うようになおらないワンちゃんもいるようです。

③望まない妊娠・出産が避けられる

昔と今ではワンちゃんの飼い方も大きく変化しました。昔は野良犬も多く存在し、外で飼っていたワンちゃんがいつの間にか妊娠・出産していたということも珍しくありませんでした。ワンちゃんと家の中で寝食を共にする生活が主流となった今、そんな心配はないと考えている飼い主さんがほとんどだと思いますが、お散歩やドッグラン等で他のワンちゃんと交流した時など、ちょっとしたタイミングで妊娠してしまったというワンちゃんも実は少なくありません。望まない妊娠でかわいそうな子犬を増やさないためには避妊・去勢手術が必要不可欠な場合もあります。

次回は避妊・去勢手術のデメリットと手術費用について紹介していきます。

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