病気や寿命で大切な家族であるペットが亡くなってしまうのは、どうしても避けられないことです。
人間より短い命ですから、先に天国に行ってしまうことをわかっていても、寂しく悲しいものですよね。
では、ペットが亡くなったとき、どのようなお別れの方法があるのでしょうか?
【ペット葬儀】や【ペット霊園】についてご紹介していこうと思います。
ペット葬儀やペット霊園は、ペットを飼っていない方には馴染みのないものかもしれませんが、
実は30年以上も前からペット葬儀・霊園をというものは存在していたそうです。
しかし今のような【ペットは家族】という文化はそこまで広がっていなかったようですし、
現代のように何でも検索をかければ欲しい情報が手に入るような時代でもなかったため、
やはり件数としては、かなりすくなかったようです。
人間とは違い、形式的な「お通夜」や「葬儀」と呼ばれるものはないため、
家族として一緒に過ごしてきたペットとの最後のお別れは、基本的に自宅で行います。
お花や写真、ろうそく、生前大好きだったおやつやおもちゃ、棺桶代わりとなる箱などを準備し、
体を湿ったタオルなどで拭いてあげ、ブラッシングなどをして整えてあげ、
各家庭にてお別れの一夜を過ごされる方が多いそうです。
ペットを火葬するには?
ペットの火葬を行っている会社様は数社ありますが、大きく分けると、
・火葬してそのまま納骨する場合(霊園にて供養)
・火葬した後にご自宅へ返骨される場合
があります。
そして火葬方法は主に「合同火葬」と「個別火葬」の2種類があります。
合同火葬とは、他のご家庭のペットと一緒に火葬し、萬霊塔や石碑に埋葬・供養されることが多いです。
この場合、お骨を自宅へ返骨されない場合もありますのでしっかりご確認ください。
個別火葬はその名の通り、単独で火葬し、火葬後は納骨堂へ納骨されるか自宅に返骨されることが多いです。
そしてやはりこの個別火葬が人気で、自宅へ遺骨を持ち帰るというケースが大半だとのことです。
火葬できるペットの種類と料金は?
火葬を行っている会社様によって異なりますが、犬・猫をはじめ
小鳥・ハムスター・フェレット・リス・など小動物でも火葬できます。
また金額は、ペットの大きさ(重さ)によって異なり、もちろん各社異なります。
平均すると、
・合同火葬で5,000円~35,000円
・個別火葬で10,000円~50,000円
ほどは見積もっておいた方がいいでしょう。
札幌市動物管理センターを利用
「札幌市動物管理センター」では、ペットの火葬を受け付けているそうです。
火葬の受付は下記の施設にて承っているそうですので、そちらにお問い合わせください。
札幌市動物管理センター本所
住所 : 〒063-0869 札幌市西区八軒9条東5丁目1-31
電話 : 011-736-6134
受付時間 : 月曜~金曜 8:45~17:15 *土日祝祭日及び12月29日から1月3日まではお休み
アクセス : 地下鉄南北線「北24条駅」から中央バス【北72】又は【西51】乗車、「南新川」下車、徒歩5分
札幌市動物管理センター福移支所
住所 : 〒002-8055 札幌市北区篠路町福移156番地
電話 : 011-791-1811
受付時間 : 月曜~金曜 8:45~17:15 *土日祝祭日及び12月29日から1月3日まではお休み
アクセス : 地下鉄東豊線「環状通東駅」から中央バス【東69】乗車、「酪農団地」下車、徒歩5分
JR学園都市線「あいの里教育大駅」から中央バス【東69】乗車、「中福移」下車、徒歩5分
*福移支所は、バス停留所「酪農団地」と「中福移」の中間にあります。
JR「あいの里教育大駅」からタクシーで5分
成犬・成猫であれば5,100円、鳥やハムスターの小型動物ですと850円でで承ってくれるそうです。
ただし民間のペット葬儀会社はお迎えをしてくれるところが多いですが、
こちらの札幌市動物管理センターではお迎えは行っておらず、合同火葬のみです。
火葬の立ち合い・返骨も行えないとのことですのでご注意ください。
ペットとの思い出を形に
ここ最近ではペットの写真を送るだけで立体的なフィギュアを制作してくれたり、
オリジナルジグソーパズルや黒板アートを制作してもらい、一味違った写真を残している方が増えています。
また、遺骨を入れておくためのペット専用の骨壺も販売されていたり、
遺骨を入れることができるメモリアルアクセサリーや、
遺骨を石材料を組み合わせたメモリアルストーンなどもあり、
亡くなってもいつでも一緒にいられるグッツも人気があります。
もしご自分でペットを飼われていなくても、友人へのプレゼントにもおすすめですね。