ペットのメタボに注意!食事、しつけ、運動が大事!

メタボって何?

「メタボ」とは「メタボリックシンドローム」の略称です。日本語訳すると「内臓脂肪症候群」または「代謝症候群」などと呼ばれることがあります。
この「メタボ」は、「内臓脂肪型肥満」に加えて、高血糖、高血圧、脂質異常のうち3つ以上を併せ持った状態を指す言葉です。
「内臓脂肪型肥満」とは、主にお腹を中心とした内臓に、必要以上に脂肪が蓄積した状態を言います。この内臓脂肪が蓄積されると、様々な生活習慣病を併発しやすくなってしまいます。

ペットのメタボも一緒!

犬や猫は人間と同じ哺乳類です。体の構造や様々な仕組みは人間とよく似ています。だから「内臓脂肪」が溜まることも人間と同じです。さらに生活習慣病も人間同様犬や猫にも存在します。
犬や猫の生活習慣病で多いのは、心臓病や腎臓病、肝臓病、尿石症に糖尿病、関節炎などがあげられます。症状が人間と多少は違うものの、病名だけ見ればほとんど人間と変わりません。
こういった病気の原因に多いのが、肥満です。これも人間と一緒ですね。
犬や猫の生活習慣病はペットたちが進んで病気になるような生活を送った結果ではありません。
飼い主に病気になってしまった原因があります。

肥満がもたらすリスク

犬や猫も肥満体質が続くと運動能力が低下します。そうすると疲れやすくなったり、疲れが取れにくかったりして、動くことが億劫になります。それが運動不足を招いて・・・という悪循環に陥ります。また、代謝能力も低下して脂肪を燃焼させることも難しくなり、脂肪がたまりやすくなります。
このように肥満であるということは、健康面で様々なデメリットが出てきます。

肥満を防ぐポイント

肥満を防ぐポイントは3つあります。

まずは1つ目は食事です。
食事以外におねだりされて、ついついおやつをあげてしまうことはないですか?人間にとっては少量に見えても、犬や猫にとっては食事一食分のカロリーに相当する場合もあります。可愛がりすぎてついついあげてしまう行動は、その後のペットの病気を発症させる原因になることもしっかり覚えておきましょう。

2つ目はしつけです。
年々家で飼うペットの地位が上がってきています。子供同様に可愛がってしまう飼い主も少なくありません。可愛さのあまり甘やかし、食事の量を多くしたり頻繁におやつをあげたりしてしまうことで、ペットが肥満になり病気の原因になってしまいます。
「おねだりすればおやつがもらえる」と思わせてしまうと大変なことになります。
時間どうりにご飯を食べ、規則正しく過ごすことは人間同様大切です。しつけをしっかりすることで、肥満のリスクを減らし病気にかかる可能性を減らします。
もちろんたまにご褒美でおやつを与えるのはいいと思います。

3つ目は適度な運動です。
これは飼い主と二人三脚で取り組まなくてはいけません。犬であれば定期的な散歩は非常に大事です。散歩をすることによりストレス解消にもなりますので健康にもいいです。猫の場合は、爪とぎをさせたり一緒に玉や猫じゃらしで遊んであげるのが良いでしょう。代謝も上がり病気にかかりにくくなります。

ペットのメタボに気づいてあげられるのは飼い主だけです。
可愛いペットを病気にさせないよう、責任を持って適度な運動や食事制限をしペットを守ってあげてください。

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